消毒液
覚えのため・・・
新型コロナウイルス感染拡大のため、マスクも消毒液も不足している。
転売ヤーが3月ごろは大儲けしたというマスクは、取り締まりが厳しくなったことと、価格が下がってきたことで手に取りやすい状況になってきた。
しかし、消毒液はなかなか・・特に 75%消毒用エタノールがない。
消毒液にはいろいろな種類がある。
・次亜塩素酸ナトリウム(ハイターなど)はウイルスにも効果がある。アルカリ性。希釈後は使用期限が短い。手指消毒には使用できない。
・次亜塩素酸カルシウム(さらし粉)中性。固形を溶かすとカルシウムが解け残る。プールの消毒などに利用されていた。
・トリクロロイソシアヌル酸は酸性。現在のプールの消毒に使われている。無臭
・ジクロロイソシアヌル酸ナトリムは中性。塩素濃度が下がりにくい。塩素臭がしない。
・次亜塩素酸水 塩と水から生成される、弱酸性で手指消毒可能。次亜塩素酸ナトリウムと同等の効果があると言われているが、実証実験はされていない。
追記2020/6/29 実験結果は汚れをふき取り、ひたひたにして20秒後にふき取る・・効果はあるが、めんどくさい。
・ベンザルコニウム塩化物液(逆性石鹸)は、ウイルスには効果がない。殺菌消毒薬で、細菌には効果がある。
逆性石鹸は医療現場では良く使われる(傷の消毒とか)。
消臭効果があるため、室内干しの臭いを消す効果がある。
生ごみの消臭効果もある。200倍に希釈したものをスプレーする。
消毒と一言で言っても、その成分によって効果が違う。思い違いでリスクを負うことにならないように注意!